「滑翔」
 杉浦 舞

茨城県立取手松陽高等学校 1年

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【工夫したこと、絵のみどころ】
近未来の移動手段。エナジィは酸素と水素。後方から水を噴出して飛行します。
晴れている日なら、きっと虹が見えるでしょう。
【審査員コメント】
いつしか、きっと!“このような移動手段なるモノが本当に出現するだろう”と思わせるほどのリアリテイを感じさせる作品です。スピード感溢れる表現力は、手前に向かってくるダイナミックなハンドルパイプに対して雲や髪が後方に飛ぶように流れるパースペクティブ(遠近法)な技法にあるだろう。そして色彩のメリハリや軽快な濃淡も美しく、画面構成も巧くまとめました。虹と共に走り抜けたら、とてもファンタスティック。
【審査員 高橋 睦治】
躍動感あふれるまさに未来のワンシーンとして、大賞にふさわしい作品です。
作品の明るさを支える色彩の鮮やかさ、ビークルのシンプルで美しい造形もユニークだと思います。自然と対立せず環境と共生するメッセージも含まれているように思いました。
【審査員 五十嵐 肇】
絵を見た瞬間に、この乗り物に実際に乗ってみたいと思いました。体じゅうで風を感じながら滑らかに空を翔けることができたらどんなに爽快でしょう。金属の質感などもうまく出ていますし、人間の形もきちんととれています。しっかりとした表現力が見る者を絵に引き込むのでしょう。女の子の顔のいきいきとした表情も気持ちいいですね。
引き締まった質の高い作品に仕上がったと思います。
【審査員 内山 圭子】
滑翔という題名のとおり非常にスピード感のある作品です。グッと力の入った手足と力強い瞳が画面に躍動感を与えています。空を風のように自由に飛べたらどんなに気持ちがいいでしょうか。そんな風と一体になれたような爽快さを作品から感じとることができます。
目の前を飛び去っていく一瞬を捉えた動きのある構図も迫力があり、タッチを残した色ののせ方も題材とよく合っていて作品の雰囲気を盛り上げています。
【審査員 鈴木 麻紀子】
グランプリ受賞おめでとうございます。
素晴らしいスピード感と確かな画力で今年のグランプリに輝きました。
迫力のある構図、しっかりした奥行きの表現や色彩の美しさも特筆すべきものがあり、グランプリにふさわしい風格を持った作品だと思います。
環境への影響まで考えてあって、未来にこんな乗り物ができたらいいですね。
これからも、もっともっと素敵な絵を描いていってください。
【審査員 本田 宏一】