上妻宏光「生一丁!」Tour2025-2026
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インフォメーション
| 日時 | 2026年3月8日(日曜日) 14時00分開演 13時00分開場 |
|---|---|
| 会場 | 日立シビックセンター 音楽ホール |
| 内容 |
ジャンルや国境を越えて三味線のあらゆる可能性を追求し、"伝統と革新"を掲げ第一線を走り続ける上妻宏光(日立市出身)。 「生一丁!」とは?津軽三味線は元々、“門付け”(かどつけ)という家々の前で三味線を弾いたり、唄ったりして、お金や食べ物を貰ったりする芸から始まったと言われている。新潟に、瞽女(ごぜ)という盲目の女性達が“門付け”をしながら津軽に流れて行き、津軽で唄や踊りを取り入れた民謡の一座を組まれるようになり、各地で演奏が行われるようになった。それまで伴奏楽器であった三味線の前弾き(唄の前奏に入るアドリブ)が、聴衆の心を掴み、ソロ楽器として認められるようになった。現在、伝統楽器の演奏もスピーカーを通し聴かせる事が多くなり、“生音”で聴く機会もほとんどなくなってしまった。上妻宏光は、“洋楽器と三味線の融合による進化の可能性”を追求しながら、三味線の歴史を考えたときに“生音にこだわる自分”がいてもいいとの思いから、このツアーを行っており、通算公演数は150公演を越えている。 |
| 出演 |
上妻宏光![]() 6歳より津軽三味線を始め、幼少の頃より数々の津軽三味線大会で優勝する等、純邦楽界で高い評価を受ける。2000年に本格的にソロライブ活動を開始し、ニューヨーク、ニューオリンズで地元ミュージシャンとセッションも行う。帰国後デビューアルバムの制作に入り、1stアルバム『AGATSUMA』と6thアルバム『Oーエンー』は日本ゴールド・ディスク大賞の純邦楽アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。2ndアルバム『BEAMS ~AGATSUMAII~』は全米リリースされ、アメリカ、EU、アフリカ等、世界35ヵ国以上で公演を行っている。内閣総理大臣主催の「TOKYO2020公式夕食会」、「第5回アフリカ開発会議 公式首脳晩餐会」において演奏を披露。2014年には津軽三味線奏者として初めて歌舞伎の本興行(主演:市川海老蔵)にも参加。舞台、映画、ドラマ、日本国内外の様々なシーンへの楽曲提供もしている。近年ではカザフスタンでの「2017年アスタナ万博」にてプロデュース公演を行い、中国では単独公演の実施や大型フェスへの出演も果たした。伝統をふまえながら時代に応じた感性を加え、ジャンルや国境を越える活動で津軽三味線の“伝統と革新”を追求し続けている。また日本全国の小学校において日本の伝統音楽の魅力を伝える授業を行っており、次世代への文化伝承にも力を注ぐ多岐にわたる活動は、三味線奏者として開拓の第一人者と言える存在である。 浅野祥(ゲスト)
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| 助成 |
助成:令和7年度 文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業 |
| チラシ | 上妻宏光「生一丁!」Tour-2025-2026 チラシ [PDF形式/2.43MB] |
| 主催 |
公益財団法人日立市民科学文化財団 |
チケット情報
チケット発売期間
| 日立シビックセンター | 発売中
2025年11月1日10時00分から2026年3月8日18時00分まで |
|---|---|
| 日立市民会館 | 発売中
2025年11月1日10時00分から2026年3月8日18時00分まで |
| 多賀市民会館 | 発売中
2025年11月1日10時00分から2026年3月8日18時00分まで |
| 料金(税込) |
全席指定 ※未就学児入場不可
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| 発売日 |
インターネット販売 11月8日(土曜日)10時から 電話予約 11月8日(土曜日)13時から
窓口販売 11月9日(日曜日)10時から
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| 託児サービス |
1名につき1,000円(1歳から6歳まで、0歳児はご相談ください) |
| シビックメンバーズ |
料金割引
先行ネット予約 11月1日(土曜日)10時から 先行電話予約 11月1日(土曜日)13時から
シビックメンバーズについて |
お問い合わせ先
日立シビックセンター チケットカウンター電話番号:0294-24-7720
IP電話:050-5528-4941
※日立シビックセンター休館日を除く9時00分から18時00分まで
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1990年宮城県に生まれる。7歳の時、青森県弘前市で開催される津軽三味線全国大会に最年少出場し、翌年から各級の歳少年優勝記録を次々と塗り替える。2004年 津軽三味線全国大会、最高峰のA級で最年少優勝(当時14歳)その後、2006年まで連続優勝し、3連覇を達成・同大会の規定により、殿堂入りを果たす。17歳でメジャーデビュー。以降、アメリカ、ヨーロッパ、カナダ、アジア各国でコンサートツアーを行う。ジャンルにとらわれない演奏スタイルにより、石川さゆり、山下洋輔、宮沢和史など、様々なアーティストと共演。ジャズ界の巨匠ウィル・リー(ベース)や、同じくジャズ界の若きスタープレイヤー、マーカス・ギルモア(ドラム)、2度グラミー賞に輝いたリチャード・ストルツマン(クラリネット)らとアルバム制作を行う。近年では“日本遺産×芸能”をテーマに掲げる文化庁主催『NOBODY KNOWS』への参加など、日本文化の掘り起しや普及にも積極的に取り組む。また日本各地の民謡を現代の感覚で作編曲する「MIKAGE PROJECT」や複数の邦楽演奏家からなる「ART 歌舞伎楽団」に参加し、新たな音楽シーンを切り拓いている。